パタヤ夜遊びXYZ

パタヤで最初のトモダチ 2

   

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パタヤで最初のトモダチ①の続きです

次の日も私は彼女のバーを訪れ、夜遅くまで一緒に酒を呑みました。
この日は訪タイ最終夜で、翌朝の早朝にはタクシーに乗って帰国する予定でした。

一ヶ月を通して休みがほとんど無い事や、
夕方から朝方までの長時間労働をしているという話を聞いていた私は
彼女を自宅に帰してやろうと、この日も彼女のバーファインを支払いました。
するとお礼にバイクで送ってくれると言うのです。

私はその言葉に甘えて、ホテルまで彼女のスクーターで送ってもらいました。
ホテルの前につくと『次はいつパタヤに戻ってくるの?』という話になり
『3ヵ月後だよ』と答えました。

すると、『タクシーの時間に起こしてあげる』と言ってホテルの中に入ろうとして来ました。
私は『帰ってゆっくり休みなさい』と、部屋に入れることを拒みます。
根っからの明るい性格の持ち主の彼女は、道行くファランに『この人がホテルに入れてくれないの!きっと私のこと好きじゃないんだわ!』などと
笑いながら冗談まじりで訴え始めました。

そもそも私には、彼女を抱くつもりなど微塵もなかった為
その日は何とか彼女を帰らせました。

2ヵ月後、私は嫁を連れてパタヤを訪れていました。
ホテルは出来るだけネオンの光が無い地域に取り、
パタヤはグアムやハワイのようなビーチリゾートと同じかのような部分のみを嫁に紹介します。
クルーザーで無人島に行くツアーに参加したり、
バイクでビッグブッダやパタヤタワー等の観光地を巡ったり
一般的なバカンスのような休暇を取っていました。

ある日、クタクタに疲れた嫁が早めに寝てしまった隙にホテルを抜け出して
彼女のバーに彼女に会いに行きました。

彼女との酒盛りは明け方近くまで続き
この時も『3ヵ月後にまた会おう』と言って別れました。

それから数回、パタヤを訪れる度に彼女のバーを表の通りから眺めますが
彼女の姿が見当たりません。
そのバーで彼女を見かけなくなってから、かれこれ1年ほど経とうという頃
私は意を決してバーに入っていきました。

同僚やママさんに彼女の消息を尋ねるためです。

幸い、ママさんが私のことを覚えてくださっていました。
ママさんにドリンクやチップを弾んだ事が功を奏した瞬間です。

ママさんいわく、彼女は喉に重い病を患い
田舎に帰ってしまったと。
非常に大きな手術を受け、今は療養中だと言います。

予想していたのと全く違う事を言われ
私は非常に驚きました。

店が変わったとか、その程度だと想像していた私の予想を
遥かに越える重大な事実を突きつけられたのです。

手術は上手く行き、今は順調に回復している。
いつになるか分からないが、このバーに帰ってくる。
ママさんから、そう説明されると
大きく波立っていた私の心も、少し落ち着きを取り戻し
彼女と仲の良かった嬢や、パタヤに来て2週間という新人バービア嬢たちを交え
宴会をスタートしたのでした。

非常に楽しい時間が過ぎると共に、何本ものビールが私の体に吸収されていくと
徐々に呂律も回らなくなり始め
はっきりと自分が酔っ払っていると自覚し始めた頃
一人の女性がバーに入って来ました。

どこかで見た顔ですが、酒で朦朧とする脳では
その顔がどこで見た顔なのか、そしてそれは誰なのかを
瞬時に思い出すことが出来ませんでした。

誰だっけかなぁ…と記憶を思い巡らす私の周りで
場の空気が微妙に変化した事を感じ取ったと同時くらいに
私はその顔を思い出したのです。

そう、それは紛れもなく
喉に大きな病を患い、田舎に帰って手術を受けた
あのバービア嬢でした。

私の記憶と同じまま
バービア郡中に響き渡るような元気な笑い声。
もう私の脳内は完全にパニックです。

そして彼女は私を見つけると
飛び切りの笑顔でこちらに近づいてきました。

混乱したまま私が最初に発した言葉は
『Are you OK?』でした。

彼女は私が何について大丈夫か聞いているのか理解できていないようです。

変な空気のまま数秒ほど経って
ママさんが彼女に、私がママさんから説明を受けた内容を
タイ語で彼女に説明しました。

すると、また彼女の笑い声がバービア郡に響き渡ります。
そして彼女は私に、事の真相を説明してくれました。

『私は今、ファランと付き合っていてココのお店は卒業したの。』
私の頭の中で全てが繋がりました。
パニックから開放されたと同時に安堵が心に広がります。
その時、私がどんな表情をしていたか知りませんが
彼女に『泣くなよ』と笑いながら言われました。

ふとママさんや他の嬢たちの顔を見ると非常に気まずそうにしています。
自分達が寄ってたかって私に嘘をついていた事が明白になったわけですから
そりゃ気まずいでしょうね。

今まで、あんなに気まずそうにしているタイ人は見たことがありません(笑)

私は彼女に『幸せになれよ』と告げると
彼女は、彼女を迎えに来た男前のファランと店を出て行きました。

気さくなママと元気な嬢達に囲まれて
ダラダラと酒を飲みながら過ごす休暇が好きで
それからもそのバーには通っていましたが

現在はある事情から、そのバーに行くのを辞めました。
その話は、また今度。。。

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